おかげさまで、協会としては初お披露目となるホビーショーが無事終了いたしました。
イベント全体の来場者数の規模とブースの場所の良さからすると、他のブースに比べ、当協会のブースはご来場者様が少なく、できるだけ多くの方に知っていただきたいと思って出展した身としては正直泣きたくなったのですが、振り返ってみると、来場者が少ない分、本当に興味をもってくださる方はゆっくり見ていただくことができ、お話もしっかりさせていただくことができたので、これでよかったのだと思います。
「早い、安い、簡単、わかりやすい」を追い求める大多数のお客様のニーズを満たす多くのブースの中で、当協会のブースは「ぱっと見よくわからない」「見るのに何か覚悟が要りそう」なようで、ここにふらりとでも立ち寄ってくださった方は、それなりに心の余裕がある方か、運命の出会いなのかもしれません。
入られた方のほどんどの方から驚きとお褒めのお言葉をいただき、手放しの大絶賛をしてくださる方も少なくありませんでした。特にご高齢の方ほど感動の度合いが深いようで、いかにこれが素晴らしいかを目を輝かせて私にお話しくださいました。
例えばあるご高齢の男性画家さんからは、「すごい人に出会ってしまった。ルネ・ラリックを超えているじゃん(柔らかさや軽さに関して)」と、信じられないような賛辞をいただいてしまいました。昔から私はルネ・ラリックに敬意と共感を抱いていたのですが、初めて出会ったその方はその事は知らないはずです。作品がそう語っているのかもしれません。
私とお客さまとの接点は、会場でのこの一時だけではありますが、作品を通じてつながる感覚に、心が震えました。
ありがたいことに20年程もお付き合いのある古参生徒の方々が毎日お手伝いに来てくださり、協会の在り方について、ざっくばらんに意見交換ができたことは、何よりの収穫かもしれません。
最後になりましたが、何か月にもわたる準備期間、度重なる私からの質問や依頼に誠心誠意答え続けて下さり、ショーを盛り上げてくださった、日本ホビー協会の皆様、関係者の皆様に心より御礼申し上げます。
またご縁がありましたらどうぞよろしくお願いいたします。
